
<注意事項>
※ エンジン・イグニッションをOFFにした状態で作業して下さい
※ 冬場は樹脂部品が割れやすくなりますので、十分に注意して下さい
※ パネルへの傷を防ぐため、養生をした上での作業をおすすめ致します
このマニュアルは別紙『取付説明書』の【2】の詳細を説明したものです。
作業完了後は『取付説明書』の【3】以降をご覧下さい。

1. A/C吹き出し口パネルの取り出し
まずグローブボックス側の方からトリム剥がし等を使い、パネルのツメを外して浮かせていきます。

画像の印の位置にロックがありますので、付属の工具や、細いマイナスドライバー等を使いロックを内側へ解除してパネルを引っ張ります。

A/C吹き出し口の左側のロック部です。
矢印側へロックを解除し、パネルを手前に引き出します。

A/C吹き出し口の右側のロック部です。
左側同様にロックを解除し、パネルを手前に引き出します。

2. コマンドシステムの取り出し
A/C吹き出し口パネル裏側の水色コネクターを外し、パネルを取り外します。

A/C吹き出し口パネルを取り外すと、コマンドシステム上部にトルクスねじ(T20)が見えます。
トルクスねじを緩めます。

ねじの先にコマンドシステムの固定ブラケットが付いています。
ねじを緩めてくると固定ブラケットが下方に移動し、コマンドシステム本体と固定ブラケットのロックが解除されます。
画像はロックが解除されコマンドシステム本体を少し前に取り出した状態です。
左右共にねじを緩めないと、ロックは解除されません。

コマンドシステム本体を少し前に出し、画像の印の部分のコネクターを外します。

コマンドシステム本体を手前に取り出します。
この時、シフトレバーに当たるのを防ぐ為、シフトレバーをDレンジまで動かします。
(イグニッションをONにして、パーキングブレーキを掛け、ブレーキを踏み、シフトをDレンジへ)

3. P&Pケーブルの取付
コマンドシステム本体裏側の黒色の四角いコネクターを外します。
画像の印の部分がロックになっているので、解除しながらレバーを起こすとコネクターが外れます。