
<注意事項>
※ エンジン・イグニッションをOFFにした状態で作業してください
※ 冬場は樹脂部品が割れやすくなりますので、十分に注意してください
※ パネルへの傷を防ぐため、養生をした上での作業をおすすめ致します
※ 内容物のトルクスドライバ(T20)の他に工具が必要な車種です。
このマニュアルは別紙『取付説明書』の【2】の詳細を説明したものです。
作業完了後は『取付説明書』の【3】以降をご覧ください。

1.エアコン吹き出し口パネルの取り外し
ディスプレイ固定ボルトのカバーを開けます。
※218前期埋め込み型ディスプレイの車両の場合は不要です。

ディスプレイ固定ボルト2本(T20)を外し、ディスプレイをダッシュボード上によけます。

グローブボックスを開け上側にある固定ボルト(T25)を外します。

ダッシュボードサイドのカバーを内張りはがしなどを用いて手前に外します。

固定ボルト(T25)を外します。

画像の印の位置にロックがありますので、付属の工具や、細いマイナスドライバー等を使いロックを内側へ解除してパネルを引っ張ります。

左側のツメです。

右側のツメです。

パネルの奥にあるパネル固定用ロックを解除していきます。

パネルを下からのぞくと、隙間があるのでここから細いマイナスドライバーなどを用いて画像A(下画像)のように上方向に持ち上げてロックを解除します。

※画像は分かりやすくするためにパネルを外した状態です。

ロックを解除するとエアコン吹き出し口パネルが外れます。

外したエアコン吹き出し口パネルの裏側を確認しコネクターを全て外します。
※写真は別の車種です。

2.コマンドシステム本体の取り外し
コマンドシステム本体上部にトルクスねじ(T20)が確認できます。

ねじを緩めていくと固定ブラケットの位置が下がっていきます。
固定ブラケットとコマンドシステム本体のかみ合いが外れる位置で、コマンドシステム本体が手前に取り出せるようになります。(左右のねじを緩めながらコマンドシステム本体を揺すると、だんだん動くようになってきます。)

固定ブラケットとコマンドシステム本体のかみ合いが外れ、少し手前に引き出した状態です。

コマンドシステム本体を少し手前に引き出し、裏側にある配線コネクターを外します。
コネクターを外しても配線がコマンドシステム本体に固定されている場合はその部分も外しておきます。

コマンドシステム本体を手前に引き出した状態です。キズ付けない様に毛布の様なもので保護してください。

コマンドシステム本体裏側配線です。
黒いコネクターのロックを解除して外します。