Audi A8 E2FIT DVD 取付マニュアル

<注意事項>
※ エンジン・イグニッションをOFFにした状態で作業して下さい
※ 冬場は樹脂部品が割れやすくなりますので、十分に注意して下さい
※ パネルへの傷を防ぐため、養生をした上での作業をおすすめ致します


シフトレバーパッドを取り外します。
シフトレバー固定部のネジ(T20)を取り外します。
シフトレバーを上方に引っ張り外します。

コンソールパネルを取り外します。
ツメではまってますが、固い為注意して下さい。

パネルの裏側です。ツメが多数で固定されています。


コンソールパネルが外れた状態です。

ドリンクホルダーの固定ネジ(8mm)3本を外し、ドリンクホルダーを取り外します。
裏側のシガーライター配線も外します。

シフトコントロールパネルを外します。

コンソールボックスのネジ(8mm)3本を外し、コンソールボックスを取り外します。
USBハブの接続ケーブルも取り外します。

コンソールを固定しているネジ(T30)4本を外します。

アームレスト固定ネジ(8mm)4本を取り外します。

後席のエアコンセンターベントを取り外し、ネジ(8mm)2本を取り外します。
下のシガーライター部との間のトリムを外します。

ネジ(8mm)2本を外します。

次にグローブボックスを取り外します。

グローブボックスサイドカバーを外し、ネジ(8mm)1本を外します。

グローブボックス内上側のネジ(8mm)3本を外します。

グローブボックス下側左右のネジ(8mm)2本を外します。


ETC本体を手前に引き出し取り外します。

精密ドライバーなどでツメを解除します。

精密ドライバーなどでツメを解除します。

ツメを解除した状態で手前に引き出します。

奥のネジ(8mm)1本を外しグローブボックスを外します。
※グローブボックス裏側のエアバッグ配線は外さないで下さい。(外してしまうとエアバッグ警告灯が点灯し、診断テスターがないと警告灯を消せません。)

グローブボックスを下に置いておきます。

ヒューズボックスより電源を取り出します。

ヒューズボックス裏側よりロックを解除してDVD用(+)端子を挿し込みます。
端子を奥までしっかりと挿し込み、ロックを戻します。

端子がしっかりとはまっていることを確認します。

左側のAピラー下側のあたりにアースポイント(−)があります。
奥の方なので少し分かりづらいかもしれませんが、よく見ると分かると思います。

アースポイントのナット(10mm)緩めて、DVD用(−)端子を取付けナットを締めます。

フロアカーペットをめくり、オンボードサプライコントロールユニットのカバーを取り外します。
カバーは、上下で2箇所ずつツメで固定されています。

カバーを外すとオンボードサプライコントロールユニットのコネクターが見えます

一番下の54ピンコネクターを外します。

コネクターハウジングカバーを外します。

ハウジングカバーを外した状態です。
スライドさせて分裂させます。

コネクターの37番へDVD用(オンボードサプライコントロールユニット)端子を挿し込みます。

抜けない様にしっかりと挿し込まれている事を確認します。
コネクターを元に戻し、オンボードサプライコントロールユニットへ接続します。

コンソールパネルを手前に引き出し、グローブボックス側からDVD用ケーブルを通します。

コンソールパネルを持ち上げ、写真の様に、ケーブルがコンソールパネルに挟まらない様にマウントの下側にケーブルを通します。

コンソールパネルを戻して、通してきたDVD用ケーブルをUSBハブに接続します。
(USBハブには、コンフォートパッケージ装着車の場合、リヤのUSBハブ用ケーブルが接続されていますが、代わりにDVD用ケーブルを接続をします。
(リヤのセンターアームレスト内のUSBポートがご使用いただけなくなります。)

フロアカーペットを元に戻します。

端子を挿した箇所に5Aヒューズを挿します。

この状態でケーブルとDVDプレーヤーを仮接続します。

付属の「DVD ACTIVATION TOOL」にてコーディングし、MMIのメディア内に「DVD」のアイコンが表示される事を確認します。
この状態で、DVDの動作と操作確認をして下さい。またDVDの電源がMMIオフ(エンジンストップ後の運転席ドアオープン)のタイミングで切れる事もご確認下さい。

正常な動作確認が出来ましたら、取り外した逆の手順で組み付けて完了です。